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エンジニアがお金について本気出して考えてみた

株式投資や節約などについて書きます

株式を年利10%, 15%, 20%を運用するための複利計算

株式投資
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概要
  • 年利10%が世間一般的には「高い利回り」
  • 年利10%, 15%, 20%を出すためにはどういう目安で運用を行えばよいか試算
  • 年利20%は一見難しいが、実は6ヶ月で12%、3ヶ月で6%の利回りを保てれば達成可能


何事もやるからには目標があった方がよく、目標は具体的であった方が目指しやすく、また励みにもなるものです。

僕は株式投資を始めるにあたって「年利20%の運用を目指す!」と宣言したところ、「そんなアグレッシブな投資しなくていいし、そもそも無理だろう」と妻にたしなめられてしまいました。小心者の僕はそこで大幅に下方修正をかけ、とりあえず年利10%を目標としてみることにしました。

年利何%を出せれば「勝ち」か

資産運用における年間の利回りは、無リスクの資産とされている国債を買った場合の金利と比較するのが一般的です。

日本国債・金利、利回り一覧 | 金利/債券情報 - Bloomberg

現状の日本の国債の利回りは10年ものでも1%を切っていますが、それを上回るパフォーマンスで運用ができれば「少なくとも国債を買っていた場合よりも効率よく運用できた」と言えるわけです。これは、現金で預金をした場合についても同じような計算が成り立ちます。

が、別に年利2%やらで運用しても別に嬉しくないですし、証券会社の口座を持っている僕にはインデックス・ファンドを買うという選択肢があります。インデックス・ファンドを購入しておけば年利5%のリターンが得られたのに、わざわざ自分で株式投資をしてそれを上回る利益を出せなかった場合は「別にインデックス買っておけばよかったじゃん」という結論になってしまいます。

国内株式や海外株式のインデックスを買ったとして最終的にいくらの利回りになるかは、結果が出てみるまでは分かりません。買ってみて、売ってみた結果が何%になるか事前に分かっていれば世話はないですから。

それでは、結局どれくらいの利回りだと良いパフォーマンスと言えるのか?という話ですが、ここで一旦見方を変えて、証券会社(ここではSBI証券)がトップページでおすすめしている金融商品を見てみます。

SBI証券(旧SBIイー・トレード証券)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を−

リンク切れになった場合のために画像も貼っておきます。

f:id:zentoo:20141202003923p:plain

上記の商品はサイバーエージェントの社債クーポンですが、証券会社が年利9.20%をアピールしているということはすなわち「年利9.20%は高い利回りだ」という共通認識があるということです。

証券会社も色々な思惑があってこうしたカモ向け商品を売り出していると思うので一概には言えませんが、インデックスを買って年利9.20%以上の利回りを期待できる世の中なら、この商品の利回りは何のアピールにもなりません。非常にアバウトですが年利10%をキープできれば「インデックスを買った場合よりも高いパフォーマンスを出せた」と言うことが出来そうです。

年利10%を目指すための複利計算

それでは、実際にどのような運用をすれば10%になるのでしょうか?理屈上は、ある株を2014/1/1に100万円で買い、2015/1/1に110万円で売れば年間の利回りは10%になります。が、分散投資やタイミングの問題などを考えると現実にはこんな運用はあり得ません。

  • 全ての株を1年間保持するわけではない。3ヶ月くらいで売る場合もあるだろうし、6ヶ月保持する場合もあるだろう。
  • 銘柄ごとに買う時期、売る時期は異なる。
  • 譲渡益に対する所得税・住民税が考慮されていない。

などの目立った理由がまず挙げられます。

仮に一年でなく、全ての株を6ヶ月 (or 3ヶ月) 保持し、かつ資金効率が100% = 遊んでいるお金がなかった場合はどういう計算になるでしょうか?この場合、6ヶ月目で売却した際の資金でさらに次の6ヶ月間を運用することになるので、いわゆる複利計算が必要になります。

ちょっと見づらいのですが、簡単なシートを作って計算してみました。

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ポイントは譲渡利益率(いくらの利益が出た時点で株を売るか)と税考慮済年利(譲渡益にかかる税金を考慮した上で、最終的な年利がいくらになっているか)の値です。なお、ここでは100万円を元手、譲渡益にかかる税金を20%とし、購入時の売買手数料や消費税などは省略した上で計算を行っています。

この表を見ると、仮に6ヶ月持つ運用なら各々の売買で7%の利益、3ヶ月で売る運用なら3%の利益を上げることで年利10%を達成できることが分かりますね。

もちろん実際にはそこまで簡単にいかないとは思いますが、6ヶ月で7%上がりそうな株を買う、というのは一つの目安になりますね。

年利15%を目指す場合の計算

同様に、年利15%を目指す場合について。

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6ヶ月運用で9%、3ヶ月運用で4.5%で運用できれば、年利15%になります。

年利20%を目指す場合の計算

最後に、年利20%を目指す場合について。

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6ヶ月運用で12%、3ヶ月運用で6%を保てれば、年利20%達成です。

まとめ

実際は複数銘柄の売買のタイミングによる違いや遊んでいる資産があるのでこのような計算は成り立たないですが、年利10%, 15%, 20%を目指す際にざっくりした目安として使える数値が計算できました。

僕は数字にあまり強くないので時間がかかってしまいました。お腹が空いたのでお昼にしようかと思います。。。(今見たら最後の月が2015/01/01ではなく2014/01/01になってしまっていますが、わざわざこのために全部の画像を直すのは面倒なので、ご愛嬌ということで...)