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エンジニアがお金について本気出して考えてみた

株式投資や節約などについて書きます

マネー雑誌におけるホリエモンの差別化戦略

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以前、妻が「お金が貯まる不思議な習慣―解明「日本のお金持ち」トップ5万世帯の秘密 (プレジデントムック)」といういわゆるマネー本(?)に属する雑誌を買ってきたので、中をついでに見せてもらったことがあります。内容はあまり覚えていないのですが、ホリエモンこと堀江貴文さんのインタビュー記事だけが印象に残っています。

マネー本の対象読者は「お金を増やしたい人」なので、当然ながらどこのページにも「いかにお金を儲けるか」「私はこうやってお金持ちになった」「人脈とは」みたいなことが書いてあります。インタビューの対象も、企業の取締役やエコノミスト風の人、個人投資家などがメインです。

その中でたった一人、下世話な言い方をすればムショ帰りのホリエモンのインタビューが輝いています。インタビューに対する受け答えも他の人とは異なり、「どうしてみなさん、お金の話ばかりしたがるのかな?」「だからその発想がつまらないわけですよ。どうしてすぐマネタイズの話になるんですか。そこ、本当に大事ですか?」「またお金の話ですか」と、この人、お金の話を期待している読者とインタビュアーに完全にケンカを売っています。

ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく

だからこそ「なぜ富豪は資産を寄付したがるのか」みたいなヌルい見出しで飾られている他のインタビューと比べて、ホリエモンのインタビューは目立ちます。彼がどこまで本気で「お金の話とかどうでもいいよ」と思っているかは知りませんが、みんなが上品にお金の話をしているこの雑誌においては、これが最高の差別化戦略でしょう。彼ほどの人間が自分のプロデュースしているサービスのマネタイズを考えていないとは到底思えませんが…

僕のように一時期ホリエモン本にハマっていた「堀江フリーク」は、ホリエモンが多少きついことを言っても「芸風、芸風」と思ってニヤニヤするだけなのですが、この雑誌では他の部分が上品なだけにちょっと心配になってしまうくらいに飛ばしています。僕はホリエモンは好きなので、いつまでもこの芸風をキープしてメルマガで稼ぎ続けて欲しいと思います。