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エンジニアがお金について本気出して考えてみた

株式投資や節約などについて書きます

「萌え」さえ入れておけば若者が釣れると思っている企業が多すぎる件

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概要
  • 株式投資は、企業のファンになることとは全然違う。
  • 個人にとって大事なのは運用利回りを上げるためのファイナンスの知識。
  • 萌えで釣ろうとしてくる企業に若者はもっと怒るべき。

上場企業を“萌えキャラ”に!「IRroid」の登場で投資家人口は増えるのか!? - リクナビNEXTジャーナル

「萌えキャラのファンになる」→「IR情報や株価を見るようになる」→「個人投資家が増える」というロジックのようですが、僕自身はこのようなサービスで株式投資を始める人が増えるとは思えません。

株式投資に興味を持っているからこそ企業やそのIRの内容を知ろうとするのであって、IRや株価の情報を毎日見るようになったからといってその企業の株を買う、という実際のアクションまでには大きな心理的距離があるからです。

個人が株式投資を行う最大のメリットは、やはり投資がうまくいった場合に高い利回りが得られることでしょう。

利回りに目を向けるということはすなわち個人レベルでの資産運用を真剣に考えるということに他ならず、そういったファイナンスに関する知識なく一企業のファンになって株を長期保有したとしても、単に塩漬けの資産が増えるだけです。

萌え絵の教科書 (三才ムック vol.385)

企業からすれば株を買う人が増えればとりあえずオッケーなのかもしれませんが、僕たち個人にとって重要なのはより生活を豊かにする、あるいは老後の生活をより安心したものにするためのファイナンスの知識です。

単純に株を買う人が増えたことをもって「若者の株式離れが収まった」とか「個人投資家が増えて日本人の金融資産が欧米並みになった」とか喜ぶようでは日本の経済は発展どころかお先真っ暗でしょう。

自分自身の稼いだお金の運用について真剣に検討し、その上で投資先と配分を決定するような個人が増えなければ個人投資家の数が増えたところで何の意味もありません。貯金が株式にすり替わっただけです。

そして、とりあえず「萌え」を入れておけば若者が興味を持つだろう、と言わんばかりのこういったサービスを展開してくる企業に対して若者はもうちょっと怒ってもいいのではないかと思います。

僕はもう30歳に近いので若者というジャンルに属するかは微妙ですが、こうしたサービスについては馬鹿にされているような印象しか受けません。

表面的な興味だけを煽るサービスではなく、真面目な投資教育を望みます。