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エンジニアがお金について本気出して考えてみた

株式投資や節約などについて書きます

日本人はやっぱり根性論と長時間労働が大好きだと思うんだ

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僕の働いている会社は9時出勤だ。そうすると、だいたい19時くらいには集中力が切れる。なので出来るだけその辺の時間で切り上げるようにしている。

19時を過ぎても作業自体は出来るのだけど、やはり20時あたりになると生産性が圧倒的に低くなってしまう。(特定の時間帯に自分がどのくらい生産的だったか、これはちょっと自分を省みる心があれば誰にでも分かることだ)

もちろん、生産性がどうだろうと間に合わせなくてはいけないケースはある。仕事だから。そういう場合は仕方ないな、効率よくないな、と思いながらも20時、21時まで残っていることもある。

人間の集中力がどれくらい連続して継続するものかは既に研究されていて、それに基づいたタイムスケジューリングなども人によっては実践していると聞く。

連続ではなく休憩をはさみつつ、一日に集中して仕事できるのは何時間くらいか?という問題に科学的な結論が出ているかどうか知らないが、あったとしても個人差があるだろうからそれを元に一概に結論を下すことは出来ないだろう。

なので、毎日毎日僕よりも長時間労働している人がいた場合、下記のいずれかのケースだと思うことにしている。

  1. その人は、一日に集中して仕事のできる時間が僕より長い。つまりすごい人である。
  2. その人は、どうだろうと間に合わせなくてはいけない仕事が僕より多い。つまり忙しい人である。
  3. その人は、長時間労働しているが一部の時間は漫然と働いている。つまり自省心がない人である。

他にも「上司が残っているので帰れない」とか「働いているぞアピールしたい」とかそんなパターンがあるかもしれないが、ここでは省略している。

1の人については素直に「すごいなあ、自分には真似できないなあ」と思うし、2の人については「サーセン、ご愁傷様です!」と2ミリほど申し訳なく思う。でも、案外3の人が多そうだ。

なぜかといえば、僕自身が遅くまで残っている時に、周りで働いている人から「ゆるい空気」を感じることは多かれど、「どうしても間に合わせなくてはいけない!」というピリピリした空気を感じることは稀だからである。

経験上、遅い時間の会社には雑談している人が実に多いのだ。雑談するな!と言う気は全然ないし、雑談しながらでも仕事はしているのだろうと思うのだが、少なくとも生産性の高い仕事をしているとは言えなさそうな雰囲気である。ダラダラっと会社に残るくらいなら帰ればいいと思うのだが、案外彼らは「今日もよく働いたなぁ〜」くらいの気分でいるのかもしれない。

間に合わせなくてはいけない仕事があろうとなかろうと、長時間労働していると人間は集中力が切れ、ついつい雑談したりするものなのだ。別にそれが悪い!というわけじゃない。人間の集中力には限界がある。だから、変に会社に残って「働いているつもり」になってもらうと、会社も他の社員も迷惑だし、次の日の生産性も下がると思うのだが…どうやらそういう風に思う人は少ないらしい。

日本の企業というのは、外資系っぽい雰囲気を醸し出しているベンチャーだろうが何だろうが、基本的に「体育会系」である。

つまり、結果主義とかなんとかいいつつ、実は「頑張り」とか「熱意」とかを心のなかではちゃっかり大事にしているわけだ。別にそれが悪いというのではないが、主観的にはドライ、客観的に見てやっていることはウェット、という状態は見ていて気持ちが悪い。

この「なんだか違う感」は、言葉や概念のウワモノだけは持ってくるのが得意だけど、本質的な精神は輸入できない日本人らしいといえばらしい。我が民族である日本人、愛おしいな〜と思うこともないではないが、心の中で根性論を愛してるなら、初めから変に西洋人ぶらなければいいのにな、とも思う。

途中で何が言いたいのか分からなくなったが、なんだかんだで「一生懸命はたらく」みたいなことを日本人は心の底で愛していて、成果主義だの結果主義だのワークライフバランスだのそういう言葉でお茶を濁しても、その心根自体を本気で入れ替えないと生産性の低い長時間労働ってのはどうにもならないよな、と思っている次第です。